退職したいことを誰に言うべき?|無難な会社の辞め方・上司に申し出がしづらい時の対処法

  • 2020年8月20日
  • 2020年9月8日
  • 退職

会社を辞めたいけど、なかなか上司に言いづらい時や誰に退職の申し出を伝えればいいか迷うこともあるでしょう。基本的には直属の上司に退職の意思を伝えるのが適切で、別の先輩や同僚に伝えると思わぬトラブルが起きるため注意しておくべきです。

ほかにも、退職についての言い方でも注意点があるので、会社を辞めたい方や転職を検討している方は事前に確認してみてはいかがでしょうか。上司に退職について言いづらい場合の対処法もあるので、ご参考ください!

退職は誰にいつ言うべきか?

退職についての申し出では誰に言うかとあわせて、いつ退職願を出せばいいのかという適切なタイミングも知っておくようにしましょう。

会社の就業規則に従って退職日・言うタイミングを考える

退職の意思を伝えるタイミングは、会社の就業規則に従って考えておくのがベストです。就業規則上は退職日の1ヶ月前までに申し出ること、という決まりであれば1ヶ月以上の余裕をもって言うのがいいですね。

ただ、退職できない時の対策でもご説明していますが、雇用期間による定めがない場合は法律上で退職日の2週間前までであれば辞めることが可能だと決められているほか、やむを得ない事由があれば即日の退職も可能です。

ですが、即日の退職は最終手段として考えて、まだ精神的に余裕がある方は会社の就業規則通りに退職の意思を伝え、無難に手続きを進めるのがいいでしょう。

退職について言う相手は?|直属の上司にまず申し出をするべき

退職したいことについて誰に言うか、という点ですが基本的には直属の上司に申し出するのがいいでしょう。いきなり退職の話を切り出すのではなく、ご相談したいことがあるという旨で、会議室などで時間を取っておくのが無難なやり方です。

直属の上司ではなく、他の先輩や同期へ先に退職について伝えると話がこじれる可能性があるため注意しましょう。

社内で正式に退職について承認を得る前に噂が広がると、各社員へに『◯◯さん辞めるの!?』といった感じで騒ぎになったり、余計なトラブルが起こり得るので、まずは自分を管理している上司に報告するのが適切ですね。

退職について会社・上司に言いづらい場合はどうする?

ただ、会社を辞めたいことを上司に言いづらいと感じる方も多いでしょう。退職ができない理由や状況は以下の通り、いろいろ考えられます。

  • 上司に怒られるのが嫌で言えない
  • 退職したいことを言うきっかけがない
  • 業務量が多く自分が抜けると会社側に影響が出る
  • 引き継ぎできる社員が他にいない
  • 次の仕事・転職先が決まっていないので退職したくても言えない

なかなか退職できない方向けに、辞めやすい言い方や対策について以下でまとめました!

上司や会社に断られる可能性の低い理由で伝える

上司へ言いづらい理由の一つとして、『退職希望を出しても拒否される』ということがありますね。そのため、退職理由について両親の介護が必要とか家の仕事を継ぐなど、やむを得ない事情を引き合いに出すと上司や会社側は納得してくれます。

逆に、『給与が低い』とか『会社が嫌になった』など、個人的な感情で退職を言うのは避けた方がいいでしょう。気持ちは分からなくもないですが、不用な言い争いを増やさないためにも我慢するのがいいですね。

辞めた後のビジョンを明確にする(転職活動を早めに)

辞めることが言えない理由では、次の仕事が決まっていないというジレンマも考えられます。その場合は前向きに捉えて、『より理想的な会社に転職すればすんなり辞められる』という思考で、辞めて終わりではなく辞めたことでの自分のメリットを挙げてみましょう

  • 今の会社を辞めて自分が得することは?
  • 転職で自分は何を達成する?(残業を少なくする・給与を上げる・より専門的な業務に携わるなど)
  • 逆に会社へ居続けることで自分に何かデメリットはある?

自分が辞めるべき状況をより認識することで、退職の申し出ができる勇気が生まれるでしょう。在職中での転職は大変だと感じるかもしれませんが、ワークポートなど信頼できる転職エージェントに任せておけば、負担なく次の会社を見つけられます!

参考:【無料転職相談あり!】転職エージェント・ワークポート

会社に迷惑をかけることを心配しない

引き継ぎの担当者がいないとか、自分がいなくなることで業務が回らないとか、考えてもきりのないことはしょうがないと割り切るのも大事です。

何でもかんでも、自分だけが責任を負うと精神的に疲れてしまいます。責任感があるのは良いことですが、プレッシャーをそこまで感じる必要はありません。

それでも退職したいことを言えない時は?【退職代行にご相談!】

退職の意思を伝える相手や言い方などをご紹介しましたが、それでも『自分は退職を伝える勇気がない…』という方は、一度退職代行業者にご相談してみることをおすすめします

退職代行サービスでは即日で会社を辞められるように対応してもらえたり、自分が会社に行かなくても済むように交渉してもらえるなど、メリットが大きいです。特に人気のある退職代行SARABA(サラバ)をはじめ、いくつかの退職代行業者があるので、まずは無料相談で検討してみてはいかがでしょうか。

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