小説の書き方について|本稿よりもアイデア出し・プロット準備が重要

  • 2018年4月16日
  • 2018年4月21日
  • 小説家

私はこれまで短編~長編あわせて、20作品近くの小説を書いてきましたが、短編を集中的に(1ヵ月1本のペース)書いてきたこともあれば、年3~4作品の長編小説を続けて執筆したこともありました。

短編と長編で多少書き方は変わるものの、共通していることはアイデア出しやプロットなどの準備段階です。この工程をいいかげんに仕上げると、本稿執筆の時になって『失敗した…』と後悔することも多々ありました。

※本記事では自分の経験も踏まえて小説の書き方を解説していきますが、私は6年間で17作品の小説を新人賞に応募し、一次選考がたった1作品というしょうもない結果であるため、参考になるかどうかは判然としません。

参考:6年間で17作品の小説を書いた小説家志望の(稚拙な)アイデア紹介!

小説の書き方における準備手順

特に長編小説ではやはり、ストーリーを分割して構築することが重要になります。例として、10万字程度のライトノベル向け長編小説を書く場合、私はまず書きたいシーンや設定を思い浮かべます。

作品の強み・ピークを基にストーリーを繋げていく(アイデア出し)

例えば『ヒロインがパラレルワールドの住人であり、そちらの世界では主人公が死んでいたことが判明する』とか、『アンドロイドが生まれた真の目的は、人間達の感情を全て書き換えて人類を支配する』など、物語が大きく変化するポイント(ピーク)を軸に、そこまでの道程を書く手立てがあるでしょう。

また、『主人公は世界的に著名な博士』とか『舞台はお菓子という概念が消えた世界』など、作品の個性や強みを確定させてから、それに付随するショートストーリーを繋げていくやり方もあります。

アイデア出しでは何でもかんでも文字に起こすこと

小説の方向性や部分的なストーリーを絞り出すアイデア出しの段階では、思いついたことを全てメモします。単語だけ書いてイメージが膨らまないものもあれば、一つ書いたら次から次へと設定が思い浮かぶ場合もあるでしょう。

小説を創り出すトリガーは、たった一つの言葉である時にも私は遭遇しました。『反世界』という言葉を一つの観念小説にしたかったり、シナリオリライトという起点からファンタジーな世界を広げたり、イデア論から青春期における迷いを表現したり…何か中心となる言葉やテーマが確立していれば、自ずとアイデアが繋がっていきます。

プロット(小説の骨組み)のボリュームは多いに越したことはない

バラバラに思いついた設定やストーリーを、プロットと呼ばれる小説の骨組みみたいなものに創りかえていきます。言わば、物語の内容を箇条書きで順番で書いていく作業です。

長編小説の場合は基本、プロットが充実していた方が後になって困らないと思います。話の流れが不完全なまま『本稿を書き始めれば思いつくっしょ』と見切り発車で進めると、中途半端なストーリーになってしまうことが多いように感じます。

本稿は基本プロットの肉付けをしていくイメージ

プロットは小説における道筋の目印みたいなもので、プロットA地点からB地点に到着するまでの文章を書いて繋げていく、みたいなイメージだと私は考えています。

本稿執筆は設定考案と比較して重要ではない

なので、プロットや設定の時点で小説の価値は9割決まったといっても過言ではなく(文体や表現が重視される純文学などは例外として)、いかにアイデア出しとプロット構築で頑張るかが問われるところなのです。

プロットからストーリーラインが逸脱することもある

用意した設定やプロットを基に本稿を書き進めると、想定していたストーリーラインから外れるケースもあります。

人によっては準備不足だと思うかもしれませんが、それはそれで仕方なく、書き始めてからでないと解らないこともあるので、プロットや設定を時に変更する時もあるでしょう。

まとめ|これで私は小説新人賞で15回くらい一次落ちしました

私が実際に小説を書いて、思ったことや感じたことをそのまま記事にしましたが…ひたすら一次選考で落ちていることを再度申し上げます。

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ですので、あまり役に立たない指南だと思います。小説家志望はこういう感性で小説を書き続けていますの、ということを知っていただいた上で、何かの反面教師にもしていただければ幸いであります。