【実体験】上司からのパワハラで退職になった話|パワハラを受けた時の対策・対応は?

昨今、会社内でのパワハラが何かと問題になっていますが、上司からのパワハラが原因で仕事を続けることが難しくなっている方もいるでしょう。

実は私も過去に上司からのパワハラにより退職を強要され、最終的には会社から追い出されるように辞めました。実際にパワハラの被害者になって、世の中には子供みたいな大人が威張り腐っていることを改めて痛感しました。

上司からのパワハラ被害に遭って様々なことを考えさせられたので、こちらのページではパワハラによって退職強要まで追い込まれた実体験談のほか、

  • 上司からのパワハラを止めさせる方法はあるか?
  • パワハラ上司が職場にいた時の対策
  • パワハラを受けた場合は誰に相談するべきか?

などのポイントについて解説していきたいと思います。

上司からのパワハラは社会問題です

最近では社内のパワハラ(パワーハラスメント)はニュースなどで取り上げられることが多く、最悪のケースではパワハラを受けた部下が自殺をしてしまう事例もあります。

2019年1月のニュースでは、公務員のパワハラ事例で被害者の部下が自殺をしたことに対し、パワハラをした上司の処分が決定したケースがあります。

参考:県職員がパワハラ後に自殺 上司暴言「日本語書けない」

ただ、パワハラが原因で自殺をしたのに、加害者側の上司に与えられたのは減給処分という軽いものでした。遺族からすれば納得のいかない重大な問題であり、今後も社内のパワハラによる罪の重さなど、事例が増えれば増えるほど問われることになるでしょう。

実際に上司からのパワハラを受けて感じたこと

私はこれまで営業職やライターなど複数の業界で働いてきて、部下や後輩に対して厳しめに詰める上司にはそれなりに会ってきましたが、パワハラまでする上司は別格でたちが悪いですね。実際に上司からのパワハラを受けて、以下のようなことを感じました。

  • 精神的に疲れる
  • 正論が全く通じない
  • 自分が正しいのに、次第に自分が間違っているのではと錯覚してしまう
  • 社内の敵が増える(イエスマンの多い会社であればなおさら)
  • 本来注力するべき仕事のパフォーマンスが下がる

このように負の連鎖が起こります。明らかに非常識な人間なのは相手なのに、その非常識な上司や社員が増えると『間違っているのは自分なのか…?』と不安になります。まさに警察による、怒鳴りつけるような取り調べで自白を誘導させるようなものです。

自分がパワハラ上司の被害者になってから、ニュースなどで報道されるパワハラ被害者の自殺を知って、他人事のように感じなくなりました。本当にこの世から、理不尽なパワハラは無くなって欲しいと願っております。

上司からのパワハラ体験談|退職強要された翌日にデスクがなくなりました

私が実際に上司から詰められてから、退職届を出すことになった(正確には書かせられた)ことまでの体験談を以下でまとめました。わりとエグい内容で、『辞めた方がいいよ』と上司に言われた翌日にデスクがなくなりました

社内の人間関係|独裁者であるパワハラ上司とイエスマン

まずは私が在籍していた会社の人間関係から紹介していきます。具体的な事業内容はぼかしますが、ざっくり言うと自社メディアの運営です。

  • パワハラ上司A|パワハラをした加害者。私が所属していたチームのリーダー。
  • マネージャー|わりと上の肩書きで上司Aよりも偉い地位。だが、基本はパワハラ上司Aには逆らえない立場。
  • 各チームリーダー|言わば会社の古株。上司Aの言いなりでイエスマン。

このように、パワハラ上司Aが完全な独裁者で、他のマネージャーやリーダーがイエスマンで囲っている状況です。業界的には非常に風通しの良い、先進的なワークプレイスであるはずが、古い会社のような悪い風習が根強く残っていました。

さらにパワハラ上司Aの特徴や性格の詳細を言うと、

  • 自分の楽しさだけで業務を選ぶ(面倒な仕事はしない)
  • 人からの注意に対してすぐに不機嫌になる
  • 正論や理論には耳を傾けず、自分の体験談や感覚だけで判断する

面倒な人間であり、自分が正しいと思っていること以外は全く聞き入れません。要は視野が狭いのです。対して私は、一般的なマーケティングの見地や数字上の分析などで理論的に提案をするため、徐々にパワハラ上司Aとの口論が多くなりました。

パワハラ初期|プロジェクトから露骨に外される

その結果、パワハラ上司Aは同じチームである私との業務を露骨に嫌がり、売上のメインであったメディアの担当から私を外しました。

当時、私はコンテンツ企画や内部SEOで貢献し始めていて、パフォーマンスもむしろ評価されるべき点があったはずなのに、何の前触れもなく…

パワハラ上司A『今日から○○は別のサイト運営をしてもらう』

と、メールで報告が入り、デザインもコンテンツも全く手入れしていないグチャグチャなサイトのディレクションをさせられることになりました。前任者もいなく、全部丸投げで。

この時点で私は、転職を考えるようになりました。この先、長く居られそうにないな、と。

パワハラ中期|自分の仕事を全否定される

担当から外されて全然利益が上がらないサイトのディレクションをやって、1ヶ月半が経過すると、メインのオウンドメディアでも問題が生じました。それまで私が管理していたコンテンツ計画は本来、そのパワハラ上司Aが管理引き継ぎすることになっていたのですが、完全に放置していました。

私『企画して何日経っていると思っているんですか? 担当なのに全然制作しない理由は?』

と私が問いただすと、

パワハラ上司A『アンタこそ無意味な記事書いてんじゃねぇよ! 時間を無駄にするな!』

と、完全に逆ギレされました。どう考えても悪いのは仕事を放置したパワハラ上司Aですけどね。

さらに、マネージャーからも敵視されるようになり、

マネージャー『○○の態度が悪いからね。上司Aさんの方針に従うのが普通じゃない?』

と、パワハラ上司Aの味方になって私の言うことを流すのみ、といった感じでした。

私がどんなにWebマーケティングの指針やSEOの重要性を説いても、

パワハラ上司A『それって何の意味があるの?』

パワハラ上司A『私はこうやってきて成功したから、正しい』

パワハラ上司A『私が作り上げてきたサイトだから、新参者には邪魔してほしくないんだよね』

と、パワハラ上司Aは子供のように自分のしたいことだけを抱え込み、考え方を変えない人でした。これには私は呆れ果て、話しても無駄だなと諦めました

パワハラ末期|退職強要で会社から追い出される

(過去の出来事を思い出しながら書いているだけでも、非常に気分が悪くなっているのですが)パワハラ上司Aとの抗争が激しくなってから1ヶ月後のこと、マネージャーから呼び出されて、

マネージャー『上司Aさんの命令を無視する○○は、会社の本部からも問題提起されている』

マネージャー『このままチームとしてやっていくことが難しいため、○○は辞めてもらうことになる。というか、辞めた方がいいよ

と、退職を促されました。マネージャーはパワハラ上司Aよりも上の立場であるはずなのに何も注意せず、私が犠牲になりました。いくら客観的に話しても、自分たちが正しいと思っている相手にはそもそも論議が成立しません。

私こそ、信頼できる上司がいない会社で働くつもりもなかったので、辞めること自体は受け入れましたがさらに酷いことに…

マネージャー『じゃあ、会社の規定通り退職の意志を伝えた時点で席がなくなるから。デスク片付けて

退職を促された翌日の昼、自分が辞めると言ったら当日中の退職になりました。勤務時間終了後にデスクにあった物を片付けて、それで終わりです。後日、退職届などの書類を提出しに会社へは行きましたが。

会社の規定だからといって、本人の意志に関係なく即日で辞めさせられることは合法なのか?

訴えることが可能な事案ではないか?

という疑念は確かにありましたが、もう話し合うことすら疲れ、一つも尊敬できない会社とはもう関係を断ちたい思いを優先した私は、もう諦めてもっと良い労働環境を求めました。

上司からのパワハラは止められるか?【被害者視点で思ったこと】

パワハラを受け始めた時から私は、少しずつ転職活動はしていましたので転職活動はそこまで苦労しませんでした。転職後はベンチャーでマーケターの仕事をしています。

個人的には、退職強要という終わり方はそこまでネガティブに捉えておらず、むしろ劣悪な環境から出られて良かったと感じております。逆に、パワハラを止めるために争ったりすることはなかなかハードルが高いことです。

パワハラ上司を辞めさせるための対策・対応

パワハラを受けたらまず、会社の人事部や別の上司に相談することが望ましいです。パワハラを受けている事実を報告し、その後改善されているかどうかなど、社内の人間と話し合うことが一つの対応策です。

上司からのパワハラがあまりにひどい場合、パワハラの事実についてメールなどの文面やボイスレコーダー、鬱病などの診断書があれば労働問題に通じている弁護士へ個別に相談するなどの対応も考えられます。

パワハラ上司を辞めさせることは簡単ではありません

ただ、社内の協力者がおらず相談する人がいなかったり、弁護士に相談する時間や余裕もないという方もいるでしょう。

現にパワハラの被害者だった私も、パワハラ上司と争うことでお金や時間が無駄になったり、そもそも顔も見たくないといった感じだったので、心の余裕がないとパワハラ上司を辞めさせるのは難しいですね。

ですが、パワハラを受けたから諦めるということではなく、自分から転職活動をしたり信頼できる同僚に相談したりするなど、何かしらの行動をすることが重要です。詳しくは以下でまとめました。

上司からのパワハラを受けた際の対策まとめ

実体験を踏まえて、パワハラ上司による被害を受けた際の対策や考え方について最後にまとめました。まず、上司に怒鳴られたり理不尽な積められ方をされた場合にやってはいけないことを挙げると、以下の通りです。

  • 黙って我慢する
  • 辛い立場になっても仕事を続ける
  • 会社の誰かに相談する

3つ目の『会社の誰かに相談する』は、絶対に信頼できる相手であれば相談しても良さそうですが、割と失敗するケースもあるので注意が必要です。

パワハラ上司の対策1|言いたいことがある時は我慢しない

正論であれば、パワハラ上司からの罵倒に対して言い返すべきでしょう。我慢し続けてストレスを矯めるのは体によくありません。

逆の視点になって考えてみると、パワハラをする上司の心境としてこいつは絶対に逆らわない人間だから、いくら言っても大丈夫だろう』と、部下をナメてかかっている傾向があります。

客観的に見て、間違っているのが上司であれば反論するべきです。空気を読む文化は無視しましょう。

パワハラ上司の対策2|会社にしがみつかない・次の仕事を探し始める

無能な上司がいる会社に勤めて、得るものは少ないです。余計なストレスや悩みを抱えて仕事を続けるよりも、環境を変えてみましょう。

『この会社を辞めたら、後がない…』

『それなりの年齢だから、転職が大変』

『自分が辞めたら引き継ぐ人がいないから、仕事が回らない』

という意見もあると思いますが、『絶対に』してはいけない退職なんてありません。自分が辞めることで会社がどれだけ迷惑かかるなんて、考える必要性はゼロです。私もパワハラを受け始めてから、転職エージェントのワークポートなどに相談をして新しい環境で仕事をする準備をしていました。

参考:【無料転職相談あり!】転職エージェント・ワークポート

パワハラ上司の対策3|本当に信頼できる会社の人間・退職代行業者に相談

上司からのパワハラを受けても会社を辞めたくない場合には、会社の中で一番信頼できる人に打ち明けて相談しましょう。

一番信頼できるということが重要でして、下手に他人へ相談しても、その話が敵である上司に伝わる恐れがあります。現に、私がマネージャーだけに言ったことがパワハラ上司Aへあっけなく伝わっていたことがあり、信用できない相手には包み隠すことも大事です。

逆に一刻も早く会社を辞めたいのに、パワハラ上司からのプレッシャーが強く退職できないと困っている方は退職代行業者の利用をおすすめします。即日対応してもらえるほか、弁護士法人が運営している退職代行業者では慰謝料請求などのご相談もできるので、精神的におかしくなる前にご相談するのがいいですね。

参考記事:退職代行業者の比較【おすすめの退職代行サービスランキング】

パワハラの被害者にならないように、またはパワハラの被害者になってしまった方へ、参考になる情報であれば幸いです。自分にとっての幸福を大事にして、これからの選択をしましょう。

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