転職する目的としては年収アップや労働環境の改善など様々ですが、中には転職して逆に状況が悪くなってしまった…と、失敗したケースもあるでしょう。
失敗だと思ったらすぐに辞めたいところですが、状況によっては早期離職をするとさらに失敗する可能性もあるため注意しましょう。
- 転職が失敗だと気づいたら、すぐに辞めるべきか?
- 失敗しがちな転職のパターンとは?
- 失敗しないための転職対策は?
などなど、こちらのページで解説していきたいと思います!
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転職で失敗したらすぐに転職すべき?|再転職を避けるべき状況は?
転職してみて『長く続けられそうもない…』と感じてしまうと、すぐにでも別の会社へ移りたくなりますよね。
私個人としては、無駄な仕事を続けるくらいであれば早めに転職すべきだと思いますが、再転職が大きなリスクなるケースもあるのでよく考えるようにしましょう。
すぐに転職できるケースは?|社会保険・厚生年金に入っていなければ転職しやすい!
短期間の離職では職歴でマイナスなイメージがついてしまいますが、社会保険や厚生年金に入っていない段階であれば経歴が残らないため、さっさと辞めて転職活動を再開するのもアリですね。
会社にもよりますが、試用期間中であれば社会保険・厚生年金未加入であることもありますので、わりと辞めやすい状況であります。そのため、社会保険に加入させられる前に退職して、次の転職でも空白の期間について面接で質問されたら『転職活動を続けていました』で説明すればいいでしょう。
短期離職ということで履歴書や職務経歴書に書かない転職者もいますが、入社後に社会保険の手続きをする際にバレてしまう恐れもあるため、転職で不利な状況にならないためにも、早めの転職・離職決断が必要になりますね。
すぐに転職しない方が良いケースは?
逆に失敗だと感じても転職を避けた方が良いケースは、短期離職を繰り返している状況で、社会保険に加入済の時などがありますね。短期離職の積み重ねは真っ当な理由がない限り、その後の活動でも悪い印象を与えてしまいます。
また、『ブラック企業に入って失敗した…』と思っていても、よく考えてみるとブラック企業でなく別に失敗だと感じる原因がある可能性もあるでしょう。
詳しくはブラック企業の見極め方でも解説していますが、会社の労働環境自体悪いものでなければ、努力をすればなんとかなるかもしれませんね。
転職でよく失敗をする・失敗を繰り返すパターンがある!
中途面接を受けて採用されたものの、失敗だと感じて転職を繰り返す人はいくつかの傾向があります。
内定を得てゴールではなく、むしろ内定を得てからが本番です。会社を見極める力と、実際に入社してから新しい環境に適用する努力など、いくつかのポイントがあります。
転職で失敗する人の特徴1|実際に仕事をする会社の人間と合う・合わないかを探らない
転職先に求めるものは年収UPや理想の業務などありますが、いくら仕事内容が良くても一緒に仕事をする人間と合わなければ苦痛です。
- 職場環境はどんな感じか?(和気あいあいと?黙々と静かに?)
- 社員同士の交流は多いか?(大学生のサークルみたいなノリで飲み会するとか)
- 働く部署でベテランは多いか?(新人ばかりだと入れ替わりが激しい可能性も)
などなど、面接時にしっかり探っておかないと、実際に内定を得て入社してからはじめて、めんどくさい社員がいることに気づくでしょう。
個人的におすすめなのが、面接の時にオフィス見学を希望することですね。
実際にあったことですが、とある小さなWeb会社で面接場所の会議室からオフィスに移動して見せてもらった時に、よく怒鳴るエンジニアがいて『これはストレス溜まるな』と思って辞退したケースがあります。
生理的に無理という人間も社会にいますので、極力リスク回避のために、仕事な給料だけでなく『どんな人が会社にいるか?』ということを探っておくといいでしょう。
転職で失敗する人の特徴2|希望していた仕事への理解度が低い
転職では未経験の仕事に挑戦する方も多いですが、希望していた業務をやってみて『こんなはずではなかった…』と失望して失敗に終わるケースもあるでしょう。
30代のキャリアチェンジの注意点でもご紹介していますが、未経験の仕事では適性や今後のキャリアプランなど明確にしておかないと、中途半端な業務実績で終わる可能性が高いです。
対策としては、希望する業界の口コミや労働環境について事前の下調べは必須ですね。たとえば、女性に人気の職業であるエステティシャンでも、面接でよくある質問や労働環境などの口コミ・本音について求人ページからチェックしておくといいでしょう。
転職で失敗する人の特徴3|新しい環境への適用でストレスを強く感じる
新しい会社での働きはじめは覚えることが多く、知らない人との交流もありストレスや緊張もありますよね。慣れるまでに我慢できず、退職してしまう人も見てきましたが、誰もが通る道でストレスは感じて当たり前です。
まともな会社なら、新人の方は失敗や不慣れなことがあっても全然許されます。『間違いは故郷だーー誰にでもある』といった名言を残した漫才師のように、失敗があっても後ろ向きにならず、できることから対応していきましょう。
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失敗しない転職にするための対策まとめ
転職で失敗しないための対策について、以下でまとめました。転職エージェントへの相談もおすすめですが、転職活動で心がけておくべきことがあります。
- 選考を受ける会社の口コミ・評判をネットで調べておく
- 不安なこと・気になることがあれば面接で聞いておく
- 転職先が決まるまで仕事を続ける(経済的な圧迫から急いで転職先を決めようとするのはNG)
今の会社で仕事を続けるのが辛いから、すぐに転職したいという気持ちもありますが…最短で転職先を決めようとすると失敗する可能性が高いです。
また、現職を続けながらの転職活動はなかなか時間が取れないデメリットもありますが、転職エージェントに依頼すれば面接日時の設定対応などもスムーズに行えます。夜遅くや土日でも面談対応してくれますので、一度ご相談してみてはいかがでしょうか。
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