転職エージェントの利用を検討されている方の中で、『転職サイトと比べて大きなメリットはあるのかな…』と、メリットやデメリットについて気になる人もいるでしょう。
転職エージェントは個々に合った求人を見つけてくれるだけでなく、面接対策などもしてくれる点は大きなメリットだと思いますが、人によっては転職エージェントを利用しない方がいいというケースもあります。
- 転職エージェントを利用するメリットとデメリットは?
- 転職エージェントに向いている人と向いていない人の違いは?
こちらのポイントについて、ご紹介していきたいと思います!
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転職エージェントを利用するメリット5つ
まずは転職エージェントを利用するメリットについて、以下でまとめました。
通常の転職サイトでは見つけられない求人を紹介してもらえたり、転職サポートがある点で転職エージェントを利用する価値はありますね!
転職エージェントのメリット①|非公開求人も紹介してもらえる
転職エージェントより紹介してもらえる求人には、企業側で募集を非公開にしている案件も多くあります。
企業側にとって求人を非公開にする理由として、応募者が多数きて対応できなかったり、条件に会う人材が集まらないなどのリスクがあるからです。
そのため、転職サイトでは募集していないような求人も知ることができるので、穴場のような企業へ応募できるメリットが転職エージェントにはあります。
転職エージェントのメリット②|履歴書・職務経歴書の添削・面接対策
転職エージェントに依頼すれば、履歴書や職務経歴書の添削をしてくれるのもメリットの一つですね。自分の強みであるアピールポイントを書類でどう伝えるべきか、的確に指導してくれるでしょう。
また、転職面接に不安を感じている方も、転職エージェントより面接をしてくれます。転職エージェントは他の応募者から会社側より何を質問されたかをヒアリングしているので、面接の傾向と対策を熟知しています。
参考記事 ▶️ IT業界への転職で評価される志望動機とは?
転職エージェントのメリット③|応募の手間がかからない
転職活動では20~30社ほどの求人に対してまとめて応募することもありますが、転職エージェントに任せておけば応募から各企業の選考進捗について全て管理してもらえるので、手間がかからないメリットがあります。
各企業との面接日時調整や内定を得た場合の給与交渉など、慣れている転職エージェントにやってもらえれば在職中の方でも負担なく転職活動を進めることが可能ですね。
転職エージェントのメリット④|転職の方向性について相談できる
それと、転職をしたいけどどのようなキャリアプランにするか未定の方も、一度転職エージェントに相談してみるといいでしょう。
現在のキャリアから未経験の職種に転職する方がいいのか、それとも経験しているポジションでステップアップするべきか、転職の分岐点で悩んでいる方は客観的な意見をもらうと失敗するリスクが低くなります。
転職エージェントのメリット⑤|未経験の業種・職種の情報収集ができる
上記の転職相談と関連しますが、キャリアチェンジで未経験の業種や職種を希望している方は、業界の情報収集について転職エージェントからできる点も大きなメリットですね。
転職エージェントは各企業の人事担当者から業務内容のほか、業界の内情や働きやすさなどヒアリングしているので、転職サイトに書かれているような求人内容だけでは分からないことも教えてくれます。
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転職エージェントを利用するデメリットは?
一方で、転職エージェントを利用する際のデメリットもありますので確認しておきましょう。
転職エージェントというサービス自体は優秀ですが、転職エージェント個人の対応の良し悪しによって左右される懸念がありますね。
転職エージェントのデメリット①|対応の悪いエージェントの言いなりになるとミスマッチが生じる
転職エージェントによっては自己都合で、応募させたい求人を勝手に決めて応募者の話をあまり聞かないといった対応の悪いケースも考えられます。
というのも、転職エージェント側は内定を得させて企業側から報酬を得たいということも優先するため、年収の高い案件や比較的内定が出やすい企業を無理やり薦めることもあります。
そのため、応募者とのミスマッチが生じてしまうほか、エージェント側が何とかして面接に進めさせようとして、エントリーシートで経歴やスキルを盛るケースも考えられます。
エージェント側は応募者が離れないために、特に最初のエントリー群で最低1社は面接に進めさせる必要があります。腕の見せ所であり、書類選考で全部落ちたら応募者側から『あまり信用できない』と思われますからね。
ですが、スキルが微妙な状態で面接で進むと、会社側も『ミスマッチだな』とすぐに見極められ、形式的な質問だけですぐに終わるケースもあります。あまり受ける意味のない面接も出てくる可能性があるので、エージェントの要求ばかり応えないように注意しましょう。
転職エージェントのデメリット②|スキル不足・転職市場価値の低さによって案件紹介を受けられない
未経験の職種を目指したくてもアピールできる業務経験が不足している時にこそ、転職エージェントなら書類選考を上手く通し、動機付けなどの面接対策をしてくれる…という、エージェントにおける一般的なメリットは上記の通りご紹介しました。
ただ、転職エージェントによっては求めている人材のレベルが高い求人ばかり集めているのもあり、職務経験年数が短かったり未経験でスキル不足の場合、案件紹介を断られるケースもあります。
ですが、ワークポートなど未経験での転職に強いエージェントもあるため、自分の転職市場価値に不安を感じる方はまず相談してみることをおすすめします!
参考記事▶️ 20代後半の転職活動・未経験での転職について
転職エージェントのデメリット③|内定までの時間がかかる
それと、転職エージェントでは相談してから内定を獲得するまでの時間がかかるというデメリットもあります。
個人によって差はありますが、早くても3週間〜1ヶ月はかかります。というのも、転職エージェントを経由して企業側へ応募する分、時間を要するので一次面接に入るまでわりと時間がかかりますね。
対して転職サイトで直接応募する場合は、応募してからすぐに面接してもらえることも多いので内定までのスピード感で考えると直接応募の方が優れています!
転職エージェントがおすすめな人・そうでない人の違いは?
上記でご紹介しました転職エージェントのメリットとデメリットを踏まえまして、転職エージェントの利用をおすすめする人と、あまりメリットがない人の特徴についてまとめました。
転職エージェントの利用がおすすめな人は?
転職エージェントの利用がおすすめな人については以下の通りです。
- 転職が初めての第二新卒
- 今後のキャリアプランについて具体的なイメージがない
- 転職サイトからの転職で一度失敗している
- 現職が忙しく、平日動ける時間がない
- 転職面接の対策ができておらず不安
転職エージェントのサポートが必要そうな方は、まずは相談してみることをおすすめします。エージェントへの利用自体は無料なので、相談してから応募するかどうかを決めてもいいでしょう。
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転職エージェントを使うメリットがあまりない方は?
逆に、転職エージェントを使うメリットがそこまでない方については、大量採用を行う大企業に応募する場合や、転職活動で使う時間が限られているケースがあてはまります。
大量採用で離職率の高い企業、業界については転職エージェントで求人を出しておらず、採用コストの安い転職サイトで募集していることが多いからです。また、転職エージェントのデメリットでもお伝えした通り、内定までの時間が長くかかることもあるので、すぐにでも転職活動を進めたい方は直接応募で対応するといいですね!
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