転職エージェントに相談をしても、『あまり信用できない』と感じて退会して時間の無駄になったというケースをよく聞きます。
転職エージェントの対応が悪い場合、担当者の変更を依頼したり別の転職エージェントサービスも併用するという対策もありますが、利用者の方も転職エージェントに相談する際の注意点があります。
また、転職エージェントの担当者と円滑にコミュニケーションをすることで、親身になって様々な求人を紹介してくれたり、対応がスムーズに進みますので、上手に対応するためのコツも知っておきましょう。
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信用できない転職エージェント・担当者の特徴まとめ
転職エージェントの担当者で、あまり信用できない人の特徴についてまとめました。信頼していいかどうか怪しいと思ったら、担当者を変えるなど早めに対応した方がいいですね。
信用できない理由1|担当者からの連絡が遅い
転職活動では、募集会社の選考状況など随時変わるので応募や日程調整などのやり取りは迅速にしておきたいところです。
それなのに、応募の意志を伝えてから返事まで1日以上もかかったり、いつまで経っても面接日程確定の連絡をしない担当者はあまり対応がよくなく、信用できないですね。
信用できない理由2|電話で連絡を済ませるエージェントも要注意
転職エージェントの担当者とは基本、Web上の応募管理画面やメールで選考状況などのやり取りをしますが、いつでも電話で連絡をしてくる担当者も要注意ですね。
応募や選考結果通知など大事な用件は通常、文面で残るメールなどが望ましいですが、自分の都合で電話だけで簡単に済ませようとする担当者もいるので、その場合はちょっと怪しいと感じるべきです。
信用できない理由3|対応に慣れていない新人の担当者
転職エージェントなど人材業界では人の出入りが激しい職場であるため、新人の担当者がつくケースも多いです。
新人の担当者では一生懸命に対応してくれるのは良いことですが、提案してくれる求人の内容だったり、コミュニケーションで不十分なところがあるため、『あまり信用できないかな…』と残念ながら感じてしまうこともあるでしょう。
信用できない理由4|希望している条件と違う求人を提案してくる担当者
転職エージェントのトラブルでよくありますが、希望している職種や条件を提示しても違う求人を出してくる担当者も信用ならないですね。
私も過去、『営業職を経験していたがディレクターを目指したい』と転職エージェントに打診したところ、『それでも営業職って稼げる仕事だから、諦めないほうがいいですよ!』と担当者に言われて、結局営業職に応募することになった経験があるので、話を聞かない担当者は早めに代えるようにしましょう。
信用できない理由5|面接練習など上から目線で対応する担当者
これも個人的な体験談になりますが、中小規模の転職エージェントに相談した際、面接練習が異常に厳しく上から目線で指導をしてくるパワハラ担当者に当たってしまいました。
『もっと簡潔に。無駄な話をしない』
『待て待て待て。ハッキリ言い切って』
などなど、キツい口調で注意を受けた結果、実際に紹介した会社へ面接に行ったらこれまた無愛想な面接官が出てきて、たったの10分で何の盛り上がりもない面接が終わりました。
面接終了後、すぐに選考辞退と今後のエージェント利用拒否をメールで伝えた私は、『やっぱり転職エージェント担当者の印象が悪いと求人の質もよくない』と、反省しましたね。
※実際に利用した中小規模の転職エージェントは、こちらのおすすめ転職エージェント一覧にはもちろん掲載していませんのでご安心を!
転職エージェントの担当者があまり信用できない場合の対処法
転職エージェントの担当者に対して不信感がある場合には、すぐに利用を止めるという選択もありますが、まずは担当者変更を依頼するという対応がおすすめですね。
依頼すれば担当者を変更してもらえる!
事情を説明すれば、転職エージェントでは担当者を変更してもらえることが可能です。メールで依頼するほか、それぞれの転職エージェントのサイト(管理画面)より問い合わせができます。
- 初めての転職活動ということもあり、経験の浅い担当の方では不安
- 希望条件と合わない求人を何度も薦められて、疑問を感じている
- メールや電話での連絡がいつも遅く、対応が悪い
などなど、理由や状況を伝えた上でお願いしておくといいでしょう。
他の転職エージェントも併用してみる!
また、転職エージェントを一つに絞らずに、複数の転職エージェントを併用するのもリスク対策となります。
評判の良い転職エージェントでも、担当者の質によってわりと左右されます。それと、特定の転職エージェントしか紹介していない求人案件もありますので、2社以上の転職エージェントで選考を進めるのがいいでしょう。
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転職エージェントの担当者とのやり取りで注意点は?
転職エージェントの担当者側にも何かしらの問題点や落ち度があるかもしれませんが、もしかしたら応募者側の対応でも問題があり、転職エージェントにとっての優先度が下がってしまった(つまり、適当に対応されるようになった)というケースも考えられます。
以下では転職エージェントの目線で、『あまり信用できる求職者ではないな』と思われてしまうような注意点をまとめましたので、こちらもチェックしておきましょう。
応募する側の注意点1|書類の提出期限・面接時間を守らない
選考面接もそうですが、転職エージェントとの面談時間もしっかり守るようにしましょう。時間厳守ができない応募者は、転職エージェントの担当者からの評価も下がり、信頼されなくなってしまいます。
同様に、職務経歴書やスキルシートなどの書類も期日までに提出するべきです。当たり前の話ですが、こうした社会人としてのマナーはしっかり見られています。
応募する側の注意点2|転職に対する熱意が薄い
仮にまだ転職を本格的に考えておらず、とりあえず相談という『テイ』であっても、転職エージェントの担当者には正直に言わないほうがいいかもしれません。
転職エージェント側も暇ではなく、応募する意志があまりない求職者には対応が適当になります。
- 今回の転職で達成したいことを前向きに(楽な仕事をしたい、という理由はNG)
- 次の会社でしたい仕事を明確に(応募先の業界・職種がハッキリしている方がエージェント側も提案しやすい)
- 職務経歴書でアピールできることを記載(内容不十分だと書類選考でも厳しくなる)
上記のことを心がけて、転職エージェントに話を聞いてみるのがいいですね。
応募する側の注意点3|職務経歴で虚偽をする
また、中途採用でよくあるケースですが、職務経歴で詐称(虚偽)をする人も中にはいます。
たとえば半年で辞めた会社について3年勤務したことにしたり、短期離職について勤務していなかったことにするなど、面接でマイナスになる職務経歴を変えて応募することも少なくありません。
ただ、転職エージェントには過去に一度登録した場合、数年経過しても情報が残っているのでそこから経歴詐称がバレる可能性もあります。信用問題につながるため、基本的には職務経歴の詐称は避けた方がいいでしょう。
自分の職務経歴やスキルに不安がある場合、正直に転職エージェントに相談するのがベストです。プラス評価になる職務経歴書の書き方や面接での伝え方を教えてくれるので、転職エージェントをぜひ有効活用してみてはいかがでしょうか。
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